学問の神様菅原道真公を祀る太宰府天満宮で娘にお守りを頂いてきました。
記憶のねつ造・・・
この間まで2週間ちょっと福岡に滞在していたんですが、その間の週末に太宰府天満宮に行ってきました。僕の頭の中では小さい頃に行ったと思っていたんですが・・・実際は初めての参拝でした。思い込みってあるもんですね。「現地に行ったらはっきり思い出すかも」なんて気持ちで参道を歩いてみてびっくり。僕の頭の中の太宰府天満宮は人づてに聞いたイメージの合成だったらしく、記憶ではそうだと思い込んでたものとは全く違って、クラクラするような脳の混乱を感じました。
二度目の紅葉狩り
兵庫で一度紅葉狩りしたのに、九州に来たってことで時間差でまた紅葉が楽しめました。なんだか得した気分です。
紅葉の赤と苔の緑のコントラストが美しかったです。これはやっぱり寺社仏閣でなければ味わえないものかも。
狛犬もちょっと個性的。
もはや日本語の聞こえない境内
これが有名な太鼓橋。自撮り棒がにょきにょき生えていました(笑)
外国人観光客がとても多くて、もはや日本語はほとんど聞こえてきません。日本人がいないわけではないのですが、絶対数が少ないことと、日本人って声が・・・小さいんですよね。宮台真司教授が言っていましたが、中国人も日本に留学してしばらくすると声が小さくなるそうです(笑)
梅ヶ枝餅
参道には名物の梅ヶ枝餅のお店がたくさんです。梅ヶ枝餅と言っても、梅が材料に使われているわけではありません。あんこが入ったお餅を型で焼いたものです。香ばしさと、焼けたお餅のサクッとした歯触りのなかに餅のしっとり感と甘いあんこ。普段は和菓子なんてあまり食べませんが、これは美味しいなぁ。
祭ってある菅原公は勉学の神様なので「合格だんご」なるものも。
お菓子と女性の手って、めちゃくちゃフォトジェニック。
男性の手も好きです。手フェチなんですよ、僕。
バラで買うとこんな風に手渡ししてくれます。
綺麗なお菓子ですよね。
娘とお守りと子育てについて
さて、太宰府天満宮に行った目的というのは自分の脳内記憶のねつ造を修正するためでも梅ヶ枝餅を頂くことでもありませんでした。
娘のためにお守りを頂きたかったのです。
勉学の神様なので、そう銘打ったお守りもたくさんあったのですが、まだ2歳なので「幸せおまもり」にしました。このかわいいルックスに一目惚れしたというのもあるんですが。
なんだかフクロウっぽいチャームですが、ウソというのはスズメに似た綺麗な小鳥だそうです。
娘には学校の勉強はできなくてもいいので、好奇心、探究心、向上心の三つの人生の武器を授かって欲しいと思っています。
家に帰って渡してみると・・・不思議そうに手にとって見つめていました(笑)
ところで娘にとって太宰府天満宮と菅原道真公というのは実は深い縁があります。
娘がお宮参りをした神戸須磨の綱敷天満宮も菅原道真公を祀った、全国一万社ある天満宮の二十五霊社のひとつである天神さまなのです。梅のご紋がそのしるしですね。
このおナスは「成す」とかけているのだそう。
・・・娘には、とにかく健康に育って欲しいと思います。
そして、この子がこれから生きていく時代は、学校教育が提供してくれるスキルセットでどれだけ食べていけるのかは本当に不明確な時代。
我々親も「大学に行かせておけばいい」なんて悠長な構えで子育てはできません。
生きていく上で本当に必要な知識、土のこと、水のこと、食べ物のことを僕もこれから一生懸命勉強するので、彼女にも一緒に学んで欲しいと思います。