出汁を引いたこともないおさーんが百日膳をこしらえてみた 【お食い初め膳】
ある日、妻にいきなり切り出されました。
「お食い初めどうするの?」
What's? Did you say, what?
これね、良くあるパターンです。
「風疹の予防接種、言われんでも受けてるよな?」
「保育園のこと、なんにも考えてないんやな。」
やばい、やばい、旦那株急降下・・・。
反射的に応えたのは、
「あ、あぁ、やるよ。自分がやっとくから。」
さて・・・お食い初めってなんだ???
我が郷土みやざきにそんな風習があるのかどうか、母親に聞こうと思ったが、乳幼児期の事でも覚えていないと一言もの申す母親に聞くのはとりあえずやめておいて、Wikipediaとall aboutで勉強してみる。
なるほど・・・。子どもの成長を願うわけですね。娘が食うに困るのは困る!!
ってんで、クックパッド先生にいろいろ聞いてみました。
レシピそのものはネットに溢れておりますのでそちらをご参照頂くとして・・・ひとまず当日に歯固めの石を、お宮参りをした近所の鎮守さんにお借りして。
前日から昆布出汁と椎茸のお出汁を取っていました。
昆布出汁は煮物椀と蛤汁に、椎茸はそのものを煮物椀に、お出汁はタコを炊くのに使いました。
そしておこわの準備も前日から。
言い換えれば、お出汁は引かずに、おこわも出来合いのものを使うとすれば当日のお買い物と準備でなんとかなるさ、の百日膳です。
昆布がふやけたら、慎重に煮立てて昆布を取り除いて、鰹で出汁を取りました。
鯛はこれ。680円。神戸は鯛のええのんがわりと安くで手に入ります。
できあがりはこちら。
紅白なますにお煮しめ、蛤汁におこわ、鯛の塩焼き。
いろいろと調べて基本中の基本のお献立はこんな感じでした。
お皿も、ホームセンターの「陶器市」なんかで売ってたものと、自分が行った結婚式の引き出物www
「食うに困らない」は自助努力として、彼女には「食べることを大事にする人間」に育って欲しい、という意思表明であります。
歯固めのこの絵、事情を知らない実家の宮崎で物議を醸しました。
予算は4千円弱。全て私のお弁当と妻の賄いになりましたwww
調理時間は足かけ二日間。賞味半日くらいでしょうか。
身の丈にあった良いお祝いだったと思います。
皆様におかれましても、ご自宅でお支度することを是非お勧めします。