今日、妻がいない_オイルサーディンとブロッコリーのアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ
今日は文化の日。大阪の岸和田ローカルではイレブンスリーという日です。
休みを頂いていましたので、朝からおにぎりを握って釣りに行きました。
おかずは梅干し!
ここのところ、妻に「釣りに行く」と言ってもあまり信じてもらえていません。魚を持って帰ることが極端に少ないからです。
果たして今日もボウズで帰ったのですが、帰ったときには娘を連れて出かけているらしく2人ともいませんでした。釣れない言い訳はしなくて済みましたが、ちょっと寂しいな。
そんなわけでお昼は好きなものを作って食べます。
◆オイルサーディンとブロッコリーのアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ
<材 料>
オイルサーディン 小6尾分(普通の缶詰なら3~4尾分で十分です)
ブロッコリー 3~4房
にんにく 2片
鷹の爪 1本
スパゲッティ 80g
オリーブオイル 適量
塩 麺を茹でるお湯が塩っぱくなるくらい
<調理手順>
①鷹の爪は頭をちょんと切り落としてモミモミして種を出して下さい。種の辛味は暴力的すぎるので取り出しておきたいのと、モミモミしておけば細かい亀裂が入ってオリーブオイルに香りが移りやすくなります。
ブロッコリーは下茹で、もしくはレンジ加熱で下ごしらえをしておいてください。
②にんにくは空き瓶や包丁の腹などで叩きつぶして香りを出しやすくします。芽や芯の部分は焦げやすくて苦みが出やすいので必ず取り除いておいてください。
オリーブオイルは冷たい状態から弱火でゆっくりにんにくと鷹の爪の香りを移します。IHなら布巾か何かをフライパンの下に挟んでオイルを寄せてにんにくと鷹の爪をしっかりとオイルに浸してください。
そしてとにかく弱火でゆっくり。
③ここでお湯を沸かし始めるくらいでよいです。おそらくお湯が沸くくらいににんにくと鷹の爪はこんな具合になっているでしょう。オイルが静かに「くつくつ」いっている状態をキープしてください。決して「ジョワー!チチチチ!!」って炒めないように。
④そんなころに麺を投入です。ここから麺の茹で時間十数分でソースを作ります。
⑤オイルサーディンを投入してお出汁を出します。このオイルサーディンはかなり固く締まっていたのでほぐさないで調理することにしました。味が回ったらブロッコリーも投入します。そして弱火でゆっくり味を回しながら麺の茹であがりを待ちます。
⑥ここからが少々慌ただしくなる段取り。麺がアルディンティの前(味見して芯に粉っぽさと堅さが残っているくらい)まで茹で上がったら、まずは茹で汁お玉一杯分をフライパンに移します。フライパンはガッ!と強火にして、されど少しずつ茹で汁を注ぎながらフライパンを揺すってオイルと混ぜ乳化させます。
この料理で一番大事な工程です。
⑦麺も移して味を移しながら茹できります。そして水分を煮詰めて塩味とにんにくの香りと鷹の爪の辛味とオイルのコクをぐぐっと濃縮していきます。
⑧これ、おいしいやつ。
⑨手早く盛り付けて・・・
出来上がり!!
今朝は釣れないので、早々に写真を撮って遊ぶ方に切り替えました。
海辺のカフェで開店準備をしている店員さん。窓越しの海と青信号が偶然に素敵な印象の写真になりました。
波打ち際では年配の男性二人が小型船をよっこらしょと引き上げる姿。船は漕ぎ出すより引き上げる方が大変。
魚は釣れませんでしたけど、その他にもなかなかの撮れ高で満足のいく朝の3時間。
写真の話ですけどね。
カメラ友達には「写真合間に魚釣れば?」と言われる始末。
さて、そろそろ秋から冬の気配。
僕が夜に釣りに行きはじめる季節です。アジやメバルなんかの小物が面白い時期なのです。
ふらっと夜に釣りに行くことのできる自由。
そりゃ相当行儀良くなくっちゃできませんよ。
魚をコンスタントに持って帰って来られないならなおのことです。