おさーん食堂

最近、1カップが200ccだって知りました

妻に「詐欺やろ」と言われたハムカツ

 一升瓶を片手でびたっと止めるのはサービス業の技術の極みですね。

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 この日は濁り酒のスタート。


 その日、最寄り駅を出たところでいつも狙っている美少年が遠いところの鳴き声に反応して、しゃっと駆けだして行ったのがちょっと寂しくて、人恋しさで立ち飲み屋さんに行きました。

 

 美少年というのは・・・ネコです。ちなみに僕はネコアレルギー。

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 そんなわけで、自宅の近所の立ち飲み屋で仕事帰りのワンピット。

 

 相変わらずお父さん達の会話が面白い。


「わしゃタバコが我慢できひんから海外は韓国がせいぜいやわ!」
「あれはなんや、パイロットはどないしとんねん?」
「吸うとるにきまっとるやないか!」
「やっぱそうか」
コクピットはな、換気扇ついとんねやわ。」


 僕の愛する酒場の会話。

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アテに選んだのはハムカツ。

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 ハムカツはこうでなくちゃ!

 分厚いハムカツなんて許せない。

 

 そんなこんなで、ふと「ハムカツ揚げてみよう」と思いまして。

 

 ハムは4パックいくらのこんなやつ。
 運命的にハムエッグかポテサラの彩りになるために生まれてきたようなハムです。

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まずは真面目に塩コショウしました。

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厚めに粉を着せて、落ち着いたら卵にくぐらせて・・・

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ぎゅうぎゅうにパン粉を付けて

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揚げます。

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「ハムカツはやっぱペラペラじゃないと!」って言い切ったんですけど、これじゃ薄すぎるわwww

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「衣食べさせて何が嬉しいねん。これ言うの4回目やけど、わしダイエット中やねん。」っと妻に怒られる。


だってハムカツ揚げたかったんだもーん。薄いやつ。

 

言わない勇気_明太子スパゲッティ

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 昨日、仕事帰りのJR新快速に大きなトランクを携えた旅行客とおぼしきアジア人女性がボックス席に二人座っていました。その片方のポニーテールの女性が、自分のトランクのせいで四人席のうち一席は誰も座れていないことを気にかけて、大きな身振り手振りで吊り革につかまっている中年のビジネスマンと通路側の席に座っている女性に「(私、端に座ってトランクを通路側に出すから、席を替わって。そしたらあなたも座れるでしょ。)」とジェスチャーで伝えて席替えタイムを始めました。
 肩に手を添えられて空いた席を指された中年ビジネスマンは「お、お」みたいな調子で言われるがままに座ったのですが、その隣に立っていた吊り革女性が、明らかに自分の優先権を発動して挙動不信になっていました。
 アウェイである外国でも言葉が通じなくてもしっかり意思表示をしている若いアジア人女性に対して、日本人の対応が対照的で印象深い光景でした。

 言いたいことは、喧嘩にならない程度には主張しましょうね。


 さて、昨日は明太子スパゲッティの夕飯でした。
 糖質制限をしているらしい妻に軽く喧嘩を売っています。

<材料(二人分)>

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   スパゲッティ 150g
   明太子    35g
   シメジ    1/3株くらい
   大葉     2枚
   もみ海苔   適量
   塩      茹で汁が「塩っぱい」と感じる量

 ◆ソース
   バター    20g
   牛乳     1/2カップ
   顆粒出汁   中さじ1
   マヨネーズ  大さじ1

 

 ちなみに僕の手で人差し指第2間接と親指が重なる輪っかでスパゲティーを握ると、ちょうど150gでした。一度ご自分の目安に測ってみるとよいと思います(笑)。

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<調理手順>

①明太子は包丁で削いで皮を取り除く

②お湯を沸かして塩を入れて麺を茹でる。シメジも一緒に茹でる。どうせ混ぜるので麺と一緒に茹でて問題ありません。

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③ソースの材料を小鍋で温める。綺麗に混ざらなくてもよい。多分、マヨネーズがダマになります。

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④温まったソースをボールに空けて、明太子を入れておく。明太子に火が通った方が好みの方はソースを温める時に一緒に温めてください。

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⑤茹で上がった麺をボールに空けてトングで和える。余熱でネットリしてきます。

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⑥お皿に麺を盛り付けたらもみ海苔と大葉をトッピング。できあがり!

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  ・・・そもそもなんで明太子スパゲッティを作ったかというと、妻はなにかにつけ大ロットで地方の特産品を取り寄せるクセがありまして。

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 冷蔵庫に1kgの明太子が解凍されていて、「使う分だけ出してあとはもう一度冷凍する」という一言を最後に子育ての忙しさからか明太子のことをすっかり忘れた様子の妻。

  我が家は「気になった人間」「我慢できなくなった方」が手を動かすというチキンレース方式なのです(もちろん妻に任せっきりな事は山ほどありますので感謝しています)。

  そんなわけで、冷蔵庫の「あの明太子をなんとかしないと!」といよいよ手をつけた勢いで決まった献立なのです。

   とは言え、妻の食べたお皿を洗ったあとに、明太子を小分けにしてラップに包んでいる間にもマツコデラックスの出ているバラエティ番組録画を見ながら声出して笑っているのを見ると、

「買った時のまんま冷凍庫に入れときゃよかったんじゃねーの?」という疑問を禁じ得ません。

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  ま、口に出しては言いませんけど。

 

  ちなみに妻に聞いてみるとこの日の明太子スパゲッティは「いつもより美味しかった」とのこと。

 

「(バターとマヨネーズと粉末出汁がいつもより多いんだよ!)」

 

前言撤回。

言わない勇気。

 

少し寒い トマトチーズおでん のようなもの

 仕事から自宅に帰り、夕飯の段取り。

 今朝炊きあげたイカの炊き込みご飯を少し食べると・・・べしゃべしゃやん! 妻にも指摘される。昨日、酔っ払って仕込んだので2合炊きに3合分の水を入れていたことに思い至る。

 

 ・・・オー、マイ!

 

 ま、食べますけどね、美味しく。

 

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 ちょっと口が物足りなかったのでアテになるようなものを冷蔵庫で物色していると、おつとめ品で買ったトマトが出番を待ちわびていたので、登板させることに。

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 ヘタを取って十字に包丁を入れて皮がめくれるように細工をしてから湯剥きします。

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 水で冷やせば皮はぺろーんと剥けますが、ここで一つ反省。ヘタの根元の固いところは湯剥きをする前の固い時に切り取ってあげましょう。柔くなってから包丁入れるのは難しいです。 

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  半分にカットして、スペースパンに並べて、めんつゆの「おでん 4~5対1(2倍濃縮の製品)」にならってひたひたになるまでお出汁を張って、パルメザンチーズを振って(本当はスライスチーズとかナチュラルチーズのほうが美味しいです。ストックが無かったんです・・・)グリルで12分ほど焼きます。

 補足ですが、真ん中に卵を落として、端には空いたスペースに大根を入れました。大根は下ゆでしておいてください(今日は固かったwww)。

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 おでんの変形ですけど、トマトのスープが出たお出汁は本当に美味しいんですよ!

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 お風呂からあがると、自分の寝床に・・・。

 家主の寝床を占領するとは何事だ・・・。

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妻の不合理 タケノコとエビのペペロンチーノ

  仕事から帰って、台所で娘のほ乳瓶を洗っていると、テレビで「逢わせ屋」を見ていた妻が、「あ、なんか食べるもの作ってるんちゃうの?お腹空いたんやけど」と言うので冷凍庫のタケノコと剥きエビを使ってちゃちゃっとアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノを作ってあげました。

 

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  バカの一つ覚えみたいになっているけど、今回はニンニクオイルを漬けていたのです。

 

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  というのも、ネット通販で地方の良さげな農産品を大ロットで買い求める妻のせいで、ニンニクがすくすくと…。この子達をなんとか保存しなければ、という事で。

 

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 準備するのは熱湯消毒した口広の瓶と、ニンニクと鷹の爪とオリーブオイルだけです。ニンニクはオリーブオイルに漬ける前に水分を飛ばすために一旦ローストしました。

 

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 さて、スパゲッティの話。

 ニンニクと鷹の爪と適量のオリーブオイルを瓶からフライパンに移して、冷たいところから弱火でゆーっくりと香り出しをして。くつくつっと泡立ってきたら火を弱めてその状態を維持して下さい。

 

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 その間に冷凍庫の使えそうな材料を発掘。冷凍むきエビとタケノコの端っこを発見。

 

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 麺を茹でるお湯は、味見してしょっぱいくらい塩を入れましょう。この茹で汁が味の決め手です。

 

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 ※本当はもっとたっぷりめのお湯で茹でましょう。今回は時間短縮の為水を減らしています。

 

 香り出ししたオリーブオイルに投入してタケノコとエビを炒め、ちょっとだけ塩胡椒します。 

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 茹で汁を投入したら一生懸命にかき混ぜて乳化させましょう!

  のその前に! トッピングのために鷹の爪とニンニクは小皿に除けておきましょう。盛り付けの時に大事なアクセントになるので、手早く盛り付けられるように分けておきます。

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  妻に感想を聞くと、「あ、美味しい美味しい」というのに続き、「なぁ、私が糖質制限してるって知らんの?」と。

  

知らんがな!(白目)

  

  あんたがサツマイモご飯作りたいって買い込んだ野菜室を占領してるサツマイモで耳掃除したろか!?

タイとチリ 鯛めし炊きましてん

 先般、魚が食べたいと言っていた妻に秋刀魚を焼くと、「なんで白身ちゃうねん。」とそれは先に言って欲しかったぞ、という感想をもらいました。

 そんなわけでリベンジ。

 養殖ものが安かったので贅沢に鯛を買いました!

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 「今日はね、鯛ちりだよ。」

 「は? タイ・チリ?」

 「(大きな声でゆっくり)た・い・ち・り!」

 「だからタイ・チリってなんやねん!!(怒)」

 

 今度は黙ってパックの鯛を見せて調理開始。

 小鍋でちまっと作りました。

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 三連休の最終日は朝の5時過ぎから釣りに行っていました。

 釣れなかったけど、いい気分転換になりました。

 言い訳ですが周りも釣れていませんでしたよ・・・。

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 9時前に自宅に帰ると妻から「お腹空いた。」の一言。

 ちょ、ちょっと待っててね。

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  鯛アラが残っていたので鯛めし作ります。

 大根とニンジンはさいの目切り。しょうがはみじん切りで投入。

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  昆布をしいて、ちょっと塩した鯛アラを載せます。

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 味付けは余っていたこいつを80ccほど入れただけ。

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 いよいよ炊きあがり。

 ドキドキしながら炊飯器を開けます。

 おお、良い匂い!

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 使ったのがアラだったので丁寧にほぐして。

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 このかき回す醍醐味は作った人間だけの愉しみです。

 

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 ¥780の鯛、鯛ちりx2回と鯛めし3合炊きで堪能しました。

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 ご馳走様です。

 

君の瞳に惚れたんだ_価格高騰の秋刀魚が安かったんです

「今度の休みはお散歩行かないと口聞いてやんない!」

なんてことはまだ言わない従順な2歳前。

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小さい子どもの写真を撮ると、三割くらいが変顔です。

 

それはそうと今日は海までお散歩に行きました。

とうとう娘も靴を履くようになったんですよ!

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どう?

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ほっときゃ寂しくなって泣くまで遠いところまで歩いて行きます。

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連れの犬兄姉もご機嫌で。

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娘は強制終了しました(寝ました)。

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大人はお昼ご飯。

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娘の寝ている間に夕飯のお買い物。

 

 

今日は瞳の綺麗な君に惚れたんだよ。

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どこからもらったか忘れた酢橘も忘れずに。

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なんせ、今年の秋刀魚は有り難く頂きましょう。

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そういえば今日、汗だくで練習してたバスケ青年に、「後ろ姿を撮らせてよ」とお願いすると快諾してくれたので「レイアップたのんます!」で撮った一枚。

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好青年でした。

 

映画「君の名は。」を観に行ったけど1秒も観られなかった_ハンバーグで作ったミートソーススパゲッティ

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 もの凄く久しぶりに劇場に映画を観に行きました。「シン・ゴジラ」を観ましたが、良かったですね。リピーターが多いってのも頷けます。

 そしてシン・ゴジラ鑑賞後間もなく妻にも映画を誘われました。結婚して初めての出来事です。

 噂の「君の名は。」は本当に宮崎越えの作品なのか確かめたいらしいのです。

 飼い犬たちはお留守番ですが、娘は同行。朝8:00スタートの回だったらあんまり人もいないだろうと朝一番に劇場に乗り込みました。

 娘がぐずり始めたらそこで試合終了・・・。

 

 劇場に入ると、予想に反して7割方埋まっています。さすがの人気作品。

 

 そして予告編ののち、いよいよ鑑賞の際の注意が流れ始め上映かと言うときに娘が「ふええええ」と。

 

 私が娘を抱いてロビーに行きました・・・。

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 同じ姿勢で飽きて泣いていたのか、外に出ると結構元気。そして自由。

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 日頃見慣れないものを観てハイテンション。

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 でも、定期的に「飽きる」→「泣く」→「復活して遊び出す」のループを繰り返すので、スクリーンに戻るのは諦めて、娘と一生懸命遊んでいました。

 

 シン・ゴジラは大きなスクリーンで観たかったけど、君の名は。はDVDでいいしね。

 

 自宅に帰ってお昼ご飯の支度。

 口がミートソーススパゲッティだったんですが、仕込みが面倒なので、スーパーで買った出来合いのハンバーグから即席のソースを作りました。

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 ハンバーグをオリーブオイルで焼きほぐします。僕はわざわざ赤ワインを使いませんでしたが、この時に赤ワインを使った方がぱさぱさするのが防げそうです。

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 安いハンバーグはすぐにそぼろ状に・・・。

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 トッピングの野菜を素揚げに。

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 潰したり濾したりも面倒なのでカットのトマト缶を一缶投入。

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 コクを加えてしっとりさせるためにバターを適量。

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 煮詰めながら塩コショウで味を調えます。

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 揚げ野菜のミートソーススパゲッティ、出来上がり。

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 きっとソースの味はレトルト食品のもののほうがずっと美味しいと思いますが、原価は安く量が作れます。「お肉感満載」のソースになりますし。

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 妻に感想を聞きました。

 「確かに絵は綺麗。ラストの好みは人によるだろう。宮崎越えにはまだ遠い。思い切りが足りない。」と辛辣なことを言っていました。