食べる人に寄り添うことの大事【フィッシュマフィンサンド】
この間の土曜日の朝、釣りに行ってきました。早朝の海は非常に気持ちが良いものです。以前は金曜日の夜になると、ストレス発散にしょうもない飲み方をして、平日の睡眠不足がいっぺんに出て、土曜日は下手したら夕方まで寝床から出てこられないなんてザラでしたけど、本当に不健康かつ不経済でしたね。
釣りはというと何も起きませんでした・・・。
波も穏やか。
と言っても、朝の6時から1時間くらい海に出ていただけなので、お腹が空く頃には家に帰っちゃいます。海のそばに住んでいるからできる贅沢な遊びですね。
その日は朝ごはんにフィッシュマフィンサンドを作りました。
釣り友達からはFB上で魚の調達ルートについての痛いツッコミが入りましたが、それはそれとして。
材料は白身魚とマフィンとキャベ千とタマネギ適量、スライスチーズにマヨネーズ、ケチャップ、塩胡椒、卵一個にパン粉です。
万事適当に取り掛かりましょう。
白身魚は塩胡椒してしっかり薄力粉をまぶしたら、溶き卵にくぐらせてパン粉をギュウギュウと付けます。
なんてフライを作るのに当たり前の工程ですが、独身時代はそんなこと知らなかったです、私。
180度の油で揚げまーす。多分、油の温度設定ができるIH調理器でなければ、私、揚げ物なんてできないかも。
色がキツネ色になって、音が小さくなったら水分がなくなってきた証拠なので揚げあがりでやんす。
ここで、揚げ物あるある。この半端に残った卵とパン粉をどうするか。
答え:両方混ぜて、塩胡椒してクレープ状に焼いて挟んじゃいましょう!
マフィンのカット面の焼き色に猛烈に萌えるのは私だけじゃないはずです。
なんちゃってタルタルソースを作ります。
刻みタマネギとマヨネーズと乾燥バジルをよく混ぜて、塩胡椒で味を作ります。
ほな挟みましょう!
順番は逆ジェンガくらい大事!!
まず魚フライ、コクをサポートするチーズをその上に。
なんちゃってタルタルソース。
ここでノリの役割ができるソースがあるのでキャベ千を盛ります。
ラッピングするつもりでクレープを被せてケチャップ。
マフィンを重ねてキュッと押さえて
出来上がり!
お肉のパテもいいですけど、魚フライもすげーうめーです。
ところがこの料理には重大な欠陥が。
女性の口の大きさでは食べにくかったのか、妻はナイフとフォークで全てを細切れにしていました。娘の世話をしながら、犬を追い払いつつのその姿に若干の狂気も感じられ…(笑)
料理って、やっぱり食べる人に対する想像力って大事ですね。
反省です。