晴れた日にはマフィンサンドを持って海までお散歩
日曜日、空はすっかり秋の雲。
もしかしたら雲の形で四季が分かる国なんてそうそうないのかもしれません。
天気も良いのでお弁当を持って、愛犬二頭と一緒に海までお散歩に行くことにしました。
お弁当は、買い置きのマフィンがあったのでマフィンサンドにしました。
まずはパテを作りましょう。これはお弁当の作り置きをした時のものです。要するにお弁当のおかず用の小さいハンバーグが余っていたんです。
<材 料>
牛豚合挽き肉 200g
玉ねぎ 1/4個
卵 1個
パン粉 適量
薄力粉 適量
乾燥バジル 適量(無くても良い)
にんじん 1/5本程度
トマト 1/2個
<調理手順>
①まずは玉ねぎをみじん切りにします。
②挽き肉、刻み玉ねぎ、卵、塩コショウ、乾燥バジルをボウルに入れて、僕は手ではなくゴムへらで混ぜます。マルチタスクで料理するので手を汚したくないのと、手の熱をミンチに伝えたくないからです。すり棒でこねるのをテレビでやっていましたが、量が少なければゴムへらでやってもよいと思います。このとき注意するのは塩コショウの味付けを「決め」なくてもいいということです。ちょっと控えめにしておいてください。
③挽き肉をある程度こねたところでパン粉と薄力粉を加えます。一度に決まった量を加えないのは、ゆるさを見てからパン粉と薄力粉の量を調節するからです。段階的に加えてこねつつ、堅さを調節して下さい。
④こね上がったら、一回ここで小さなお団子を作って焼いて、味見をします。塩コショウを一度で決めなくてよいと言ったのは、焼き上がりを一度味見して塩コショウの加減を調整するからです。家庭料理では使う挽き肉の質もバラバラなので、分量だけで塩コショウの加減は決められません。段階的にアジャストしましょう!
⑤この時はちょっと塩コショウを加えて、トマトケチャップを少量垂らしました。ウスターソースなんかも野菜やフルーツを煮込んだものなのでコクをプラスします。
⑥焼きます。弱火~中火の間くらいでのんびり焼きましょう。ハンバーグを焦がした時ほど悲しいものはありませんし、つなぎの入った挽き肉って存外焦げやすいものです。小さいハンバーグなのでオーブンは使わずフライパンだけで焼きました。
⑦ソースを作ります。フライパンに出た肉汁を使って作ります。小さなさいの目切りにしたニンジンはレンジであらかじめ加熱しておいてください。トマトは適当に切ってフライパンに加えます。弱火で加熱するとトマトの水分が出てきますので、その水分でゆっくり煮詰めてください。トマトの皮は面倒だったので湯剥きせずに使っています。そのうち縮まって剥がれるので取り除いてください。塩コショウとトマトケチャップ、好みでウスターソースを加えて味を調えます。
⑧焼いたハンバーグをソースに絡めて、煮詰めたら出来上がりです。
さ、日曜日に話を戻して、マフィンサンドを作りましょう。
<材料(1人分)>
マフィン 1個
ハンバーグ マフィンの直径分(今回は小さいのを2個使いました。)
スライスチーズ 1枚
きゅうり 適量
玉ねぎ 適量
トマトケチャップ 適量
既製品のタルタルソース 適量
ハンバーグはカットしてこんな組み合わせ方でマフィンに挟みました。涙ぐましいかさ増しの小細工です。
<調理手順>
①マフィンを焼いてバターを塗ります。
②あとは重ねる!
出来上がり!・・・やっぱりトマトがあった方が彩りが綺麗ですね。
タッパウェアにパツンと詰めてお出かけです。
道草をする犬と、写真を撮り撮りあるくせいで、ひどくのんびりした散歩です。まっすぐ歩けば20分そこらの距離を1時間くらいかけて。
かなり涼しくなったというのに、海につくなりお腹を水につけるブルテリアのレネット。このあとガタガタ震えだします。
おさーん犬雑種のスワートはマイペース。若い頃はキレキレのチンピラみたいな危険な犬でしたが、暴君みたいな妹犬が来たのと年のせいですっかり落ち着いてしまっています。
さ、待望のお弁当タイム!
コンビニで買った謎のジーマが相棒です。甘かったです。美味しかったですけど。
自分で囓ったマフィンサンドを、自分で写真撮っているおさーんが隣にいるので、となりのリア充カップルに不審がられました。
素敵な母娘がいました。
うちも早くこんなお散歩ができるようになるといいなと思いました。娘はまだバギーを乗り回しているので。
でも、「そんな時期もあっという間だから今を大事にしなさい」ともよく言われますね。
こんどは一緒に行こうね。最近、靴を履いてぐんぐん歩いてるからね。