妻に「詐欺やろ」と言われたハムカツ
一升瓶を片手でびたっと止めるのはサービス業の技術の極みですね。
この日は濁り酒のスタート。
その日、最寄り駅を出たところでいつも狙っている美少年が遠いところの鳴き声に反応して、しゃっと駆けだして行ったのがちょっと寂しくて、人恋しさで立ち飲み屋さんに行きました。
美少年というのは・・・ネコです。ちなみに僕はネコアレルギー。
そんなわけで、自宅の近所の立ち飲み屋で仕事帰りのワンピット。
相変わらずお父さん達の会話が面白い。
「わしゃタバコが我慢できひんから海外は韓国がせいぜいやわ!」
「あれはなんや、パイロットはどないしとんねん?」
「吸うとるにきまっとるやないか!」
「やっぱそうか」
「コクピットはな、換気扇ついとんねやわ。」
僕の愛する酒場の会話。
アテに選んだのはハムカツ。
ハムカツはこうでなくちゃ!
分厚いハムカツなんて許せない。
そんなこんなで、ふと「ハムカツ揚げてみよう」と思いまして。
ハムは4パックいくらのこんなやつ。
運命的にハムエッグかポテサラの彩りになるために生まれてきたようなハムです。
まずは真面目に塩コショウしました。
厚めに粉を着せて、落ち着いたら卵にくぐらせて・・・
ぎゅうぎゅうにパン粉を付けて
揚げます。
「ハムカツはやっぱペラペラじゃないと!」って言い切ったんですけど、これじゃ薄すぎるわwww
「衣食べさせて何が嬉しいねん。これ言うの4回目やけど、わしダイエット中やねん。」っと妻に怒られる。
だってハムカツ揚げたかったんだもーん。薄いやつ。