豆腐はイタリア人か!?
会社員がやっとこさ盆休みに入った頃、学生の皆さんはもう出来上がった小麦色の肌。自営業の皆様におかれましては如何お過ごしでしょうか。
私はあまり風采の上がらない夏休みを送っております。
本日は朝6時からからハウスミックスの音源作って大失敗こいて、失意のまま家族の用事にお出かけ。
その後、留守番させてた飼い犬を散歩に連れ出し、公園のセミとカメラ片手に居合い切りの試合。
(かなりぎりぎりまで近寄れました・・・)
夕方、よせばいいのに釣れない釣りに出かけてしまい、途中で飽きて夕焼けがどんだけ赤く撮れるかFuji X10で試行錯誤。
この時点で集中力切れて、夕飯の献立に意識が向いています。
ま、帰ってからもスーパーの買い物やら飼い犬を洗ったりやらの用事は山ほどありまして・・・。
やっとこさアルコールにありつける時間には、なーんだかいろんな事が面倒臭くなったので、「アテがありゃいいや」てなテンションに。
でも、こんな時に限って下ごしらえのいる魚や野菜しか冷蔵庫に入っていないもの。
よっしゃ、豆腐いこ。豆腐。
まず、レモンを絞って、オリーブオイルとにんにくとお塩、ブラックペッパーでドレッシングを作ります。
お豆腐は盛りつけの形にカットしたら、クッキングペーパーの上に置いて無駄な水分を取っておきます。
玉ねぎは本当は小さな扇形のスライスがベスト。今日は料理の残りのみじん切りがあったので散らしています。
フレッシュバジルの葉っぱがあれば一番格好がつくのでしょうが、今日は大葉で代用。十分美味しいです。お醤油やポン酢調味料の味付けに寄せるのであればそちらのほうが良いでしょう。
盛りつける前に、お豆腐に耳かき一つくらいのお塩を落として下さい。
この料理、基本は「レモン塩」で食べるお豆腐料理です。
お塩をふった豆腐に生ハムをトッピングして、玉ねぎ、ピクルス、ケッパーを盛り付けて、ブラックペッパー。
そして作っておいたドレッシングをちょーっとだけ垂らして出来上がり。
冷たくて夏向けですし、豆腐と大葉(フレッシュバジル)以外は保存の利くもの。
ケッパーなんて無くても、パセリ一つでどうにでもなります。
突然のお客様や、いきなりおそってくるアルコールの衝動にお勧めの一品です。
それにしても豆腐、麻婆豆腐で四川の人になったり、ドイツ人の懐でハンバーグのタネになったり・・・。
だけどそれって、みんなが親しみを持っていないとできない展開だし、本人に芯が無いと面白くもないアレンジですよね。
豆腐は・・・イタリア人ではありません。
日本人であると強く願います。
だから、ご当地パンで脚光を浴びた国産小麦のように、国産大豆の大事さをみなさんが少しでも心に止め置かれることを祈っております。