ブリの照り焼きと鶏ささみの塩焼き飯で朝ご飯
三連休初日です!
のんびり起きて朝食を作りました。
冷蔵庫には残りものの鶏ささみが二本。半額セールで買ったブリ2枚。残りもののご飯が2膳分ほど。
では参りますか!
ブリの照り焼き
レシピ
材料
ブリ切り身 2枚
たれ
しょうゆ 大さじ2
酒 大さじ2
みりん 大さじ2
砂糖 大さじ1
塩 適量
小麦粉 適量
調理手順
- ブリの下ごしらえをします。残ったウロコや血合いを取り除いて表面に塩を振って30分ほど放置。その後水で塩を流し、水気を良く取って、粉を振ります。
- タレはよく混ぜておきます。
- フライパンにサラダ油を引いて、中火でブリを焼きます。
- 両面に焼き色が付いたら、タレを入れます。丁寧に料理する方は残ったサラダ油はキッチンペーパーで拭き取って下さい。タレが焦げないようにフライパンが高温になりすぎないように気をつけて下さい。
- フライパンの中でブリを回しつつ、ブリにタレを良く絡ませながら煮詰めていきます。写真くらいまで水分が減れば完成です。
鶏ささみの塩焼き飯
レシピ
材料
残りものご飯 100g
鶏ささみ 2本
玉ねぎ 100g
卵 2個
顆粒だし 小さじ1
塩コショウ 適量
調理手順
- 鶏ささみはお鍋で茹でて適当な大きさに割いておきます。この時に食感が悪くなるスジや膜は取り除いておいてください。
- フライパンにサラダ油をひき、中火で卵二個を炒め、塩コショウします。半熟のまま材料のご飯と一緒にしておきます。
- さらにフライパンで鶏ささみと玉ねぎを炒め、塩コショウします。
- これくらい火が通ればいいです。
- そこへご飯と卵を入れて、ご飯に顆粒だしで味付けします。中火で慌てずゆっくりご飯を焼きほぐしつつ、味を均一にしていきましょう。スピード、男らしさ、豪快さを求めてはいけません。
出来上がり!
焼き飯はお茶碗で型を取ってお皿へ盛り付け、ブリの照り焼き、ぬか漬けのお野菜をトッピングして出来上がりです。
何故ワンプレートかというと、どんどん三次元に動きを活発化させる娘対策です。ゆっくり食卓を広げていると、犬と波状攻撃をしかけてきて大変なので、ポータビリティが重要なのです!
味の感想
半額ブリだったので匂いがちょっと心配でしたが、問題なく頂けました。下ごしらえの塩は大事ですね。おかずがブリの照り焼きだったので、薄味で作った焼き飯も、醤油を垂らして焼きたい衝動を堪えたかいがあって、さっぱりした上品な焼き飯になりました。塩コショウとお出汁だけの味付けの焼き飯、アリですね。
さ、今日は明日のクリスマスのために料理の仕込みです。
皆様良い週末を。
そういえば今朝、娘がゴミ出しを手伝ってくれました(笑)
野菜いっぱい!マルタイで作る皿うどん
今日の献立どうするの?
妻に今日の夕飯は何が食べたいのか聞いてみました。
妻「Sa La Sova.」
は? 何が食べたいの?
妻「サラソバや! 知らんのか、ワレ!」
・・・それって皿うどんのこと?
妻「アホか、あんなほっそいうどんがどこの世界にあんねん??」
まぁ、言いたいことはわかるけど、あれを皿うどんって言いだしたのは長崎の人だろうから宮崎人の自分を責めんといて欲しいんだけど。
私の妻はバカではありませんし、どっちかというと頭がキレるタイプで口げんかでは絶対に勝てないのですが、たまにこういう急角度のボケをカマします。しかも上から目線はぶれません。
そんなわけで近所のスーパーへお遣いに行き、マルタイの皿うどんと材料を買ってきました。
レシピ
材料(二人分)
マルタイ 皿うどん 1袋(二人分)
豚肉ロース 70g
冷凍剥きエビ 50g
冷凍帆立 50g
うずらの卵 6個
竹の子 30g
白菜 15g
ほうれん草 15g
しめじ 20g
にんじん 15g
たまねぎ 20g
ざっと下の写真のような材料でした。この時点ではちょっと具だくさんすぎるんじゃない? と思うくらいでしたが、出来上がると全然そんな心配は要らなかったみたいです。
調理手順
基本的に包装の裏に書かれている「作り方」に従って作れば問題ございません!
①まずマルタイ皿うどんの包装裏面の「作り方」を熟読します。正直に申しますと、生まれて始めて作ったような気がします。
②揚げ麺を取り出してお皿にセット。ちょっと手で崩して丸めてあげるのだそう。
③二人分、二袋のスープの元を300ccの水で溶かして待機。
④お肉、野菜の材料をフライパンで炒めます。ごま油ではなく、サラダ油で炒めました。弱火でゆっくり炒めましょう。ここで心配になる方がたくさんいらっしゃると思いますが、塩コショウの下味はいりません!マルタイのスープの素は強力です!!
⑤材料にある程度火が通ったら、くだんの水溶きスープの素を加えてとろみが付くまで煮詰めます。そんなわけで焦げが出るほど強火で調理する必要はありませんし、材料に火を通しきる必要もありません。
⑥お皿にセットした揚げ麺に具をトッピングしたら出来上がり!
味の感想
実は具材が多すぎることで味が薄くなることを心配していましたが、出来上がるとそんな心配は全然無し!野菜たっぷり摂れる超優秀献立ですね。油で調理するので緑黄色野菜をふんだんに使って攻めまくりましょう。
味付けは、基本的に何もしないのが良策です。さすが味のマルタイ。スープの素だけでこれだけの具材と麺を食べて、なんの物足りなさも無かったですよ!
さすがに皿うどんとなると日本の即席麺市場ではニッチかもしれませんが、実力は疑いなし。味のマルタイ凄い!
たまに気合いを入れてプチ贅沢をするメニューとして是非お勧めです!
残りものご飯でレンコンとベーコンのリゾット風
ご飯が残ったもので
ピラフだのリゾットだのパエリヤだの・・・なかなかお米から炊くなんてしませんよね。でも、それでいいような気がします。
残りものご飯の活用レシピです。
レシピ
材料(1人分)
残りものご飯 お茶碗に軽め一杯
レンコン 5mmスライスを3~4枚
(塩で下ゆでして刻んでおく)
ベーコン 30g(1cm角程度に切っておく)
玉ねぎ スライスを3~4枚(粗みじん)
とろけるスライスチーズ 1枚(1cm角程度に切っておく)
大葉 2枚(手でちぎっておく)
ゆで卵 1/2個
(トッピング用に刻んでおく)
豆乳 50cc
塩 適量
胡椒(ホール) 適量
粉末コンソメ ふたつまみ
調理手順
①レンコンは塩を入れたお湯で下ゆでしてカットしておく
②その他の材料もカットして準備しておく
④フライパンを中火で熱し、バターを溶かしてベーコン、玉ねぎを炒める。ベーコンの脂が出て、玉ねぎが透明になったらレンコンを入れて塩コショウし、炒める。
⑤ここで一旦味見をしてご飯を投入し、ご飯に塩コショウして炒める。
⑥ご飯がパラパラに炒まったら、味見をして豆乳を入れる。
⑦豆乳を煮詰めながら塩コショウと粉末コンソメで味を調える。
⑧スライスチーズを入れて溶かし、全体をトロトロにする。
⑨お皿に盛り付けたら、胡椒を挽いて、大葉とゆで卵を盛り付けて出来上がり。
味の感想
ポイントはホール胡椒をきちんと挽くことだと思います。ご飯から炊くのと、生クリームや牛乳を使わず、豆乳で作るので味の腰が弱くなりがち。チーズも何の変哲もないとろけるチーズなので、ここは黒胡椒のパンチでぎゅっと味を締めましょう!
ご飯の残りもの、冷蔵庫の有りものレシピでしたが、かなり贅沢な雰囲気の一皿になりました。
美味しかったです。ご馳走様でした。
なぜだか急に食べたくなるスパゲッティ・ナポリタン
なぜだか急に食べたくなるナポリタン
本当に不思議なものです。昨晩の仕事帰りの電車の中で、ふと、スパゲッティナポリタンが食べたくなりまして。もう口の中が炒めたトマトケチャップの酸味と香ばしさ、野菜の甘み、そしてあとからやってくるハムの旨味の波状攻撃を受けて夕飯のメニュー決定です。
レシピ
材料(1人分)
スパゲッティ 75g
ベーコン 35g
ピーマン 45g(小さいのを二個)
たまねぎ 45g(小さいのの三分の一個)
ナス 35g ※マッシュルームの代用品
バター 10g
ケチャップ 大さじ3
酎ハイ(ドライ) 80cc ※白ワインの代用品
塩 20g(水2リットルに対して)
パメルザンチーズ 適量
調理手順
①お鍋にお湯をはって沸かします。
②その間に材料をカットして準備しておきます。
③お湯が沸いたら塩を入れてスパゲッティを投入します。
④フライパンを弱めの中火で温めてバターを溶かし、材料を炒めます。
⑤炒めている材料に塩コショウします。
⑥本来であればここで白ワインなのですが、白ワインのストックがなかったので飲んでいた酎ハイドライで代用。煮立たせながらフライパンに出たベーコンや野菜のお出汁を絡ませて下さい。それと、次に入れるケチャップが高すぎる温度で焦げるのを防ぐ意味もあります。
⑦ケチャップを入れます。煮詰まったお酒によく溶きほぐしながら具材全体に味付けをして下さい。
⑧茹で上がったスパゲッティをフライパンに移して炒めます。茹で汁は特別に加えることはなく、麺と一緒に付いてくる分くらいで十分です。水分が飛んで、あまりベタベタしない仕上がりにしたいからです。
⑨お皿に盛り付けてパメルザンチーズを振って出来上がりです。
味の感想
やっぱり美味しいですよね、ナポリタン。これって、あまり材料に贅沢をせず、味を突き詰めていこうとするとケチャップとベーコンもしくはハムにいきつくんでしょうね。今回の調理手順ではとにかく仕上がりの水分量を減らして、つるっとした口あたりになるように気を付けました。
しかしやっぱりマッシュルームはマストですね・・・。
学問の神様菅原道真公を祀る太宰府天満宮で娘にお守りを頂いてきました。
記憶のねつ造・・・
この間まで2週間ちょっと福岡に滞在していたんですが、その間の週末に太宰府天満宮に行ってきました。僕の頭の中では小さい頃に行ったと思っていたんですが・・・実際は初めての参拝でした。思い込みってあるもんですね。「現地に行ったらはっきり思い出すかも」なんて気持ちで参道を歩いてみてびっくり。僕の頭の中の太宰府天満宮は人づてに聞いたイメージの合成だったらしく、記憶ではそうだと思い込んでたものとは全く違って、クラクラするような脳の混乱を感じました。
二度目の紅葉狩り
兵庫で一度紅葉狩りしたのに、九州に来たってことで時間差でまた紅葉が楽しめました。なんだか得した気分です。
紅葉の赤と苔の緑のコントラストが美しかったです。これはやっぱり寺社仏閣でなければ味わえないものかも。
狛犬もちょっと個性的。
もはや日本語の聞こえない境内
これが有名な太鼓橋。自撮り棒がにょきにょき生えていました(笑)
外国人観光客がとても多くて、もはや日本語はほとんど聞こえてきません。日本人がいないわけではないのですが、絶対数が少ないことと、日本人って声が・・・小さいんですよね。宮台真司教授が言っていましたが、中国人も日本に留学してしばらくすると声が小さくなるそうです(笑)
梅ヶ枝餅
参道には名物の梅ヶ枝餅のお店がたくさんです。梅ヶ枝餅と言っても、梅が材料に使われているわけではありません。あんこが入ったお餅を型で焼いたものです。香ばしさと、焼けたお餅のサクッとした歯触りのなかに餅のしっとり感と甘いあんこ。普段は和菓子なんてあまり食べませんが、これは美味しいなぁ。
祭ってある菅原公は勉学の神様なので「合格だんご」なるものも。
お菓子と女性の手って、めちゃくちゃフォトジェニック。
男性の手も好きです。手フェチなんですよ、僕。
バラで買うとこんな風に手渡ししてくれます。
綺麗なお菓子ですよね。
娘とお守りと子育てについて
さて、太宰府天満宮に行った目的というのは自分の脳内記憶のねつ造を修正するためでも梅ヶ枝餅を頂くことでもありませんでした。
娘のためにお守りを頂きたかったのです。
勉学の神様なので、そう銘打ったお守りもたくさんあったのですが、まだ2歳なので「幸せおまもり」にしました。このかわいいルックスに一目惚れしたというのもあるんですが。
なんだかフクロウっぽいチャームですが、ウソというのはスズメに似た綺麗な小鳥だそうです。
娘には学校の勉強はできなくてもいいので、好奇心、探究心、向上心の三つの人生の武器を授かって欲しいと思っています。
家に帰って渡してみると・・・不思議そうに手にとって見つめていました(笑)
ところで娘にとって太宰府天満宮と菅原道真公というのは実は深い縁があります。
娘がお宮参りをした神戸須磨の綱敷天満宮も菅原道真公を祀った、全国一万社ある天満宮の二十五霊社のひとつである天神さまなのです。梅のご紋がそのしるしですね。
このおナスは「成す」とかけているのだそう。
・・・娘には、とにかく健康に育って欲しいと思います。
そして、この子がこれから生きていく時代は、学校教育が提供してくれるスキルセットでどれだけ食べていけるのかは本当に不明確な時代。
我々親も「大学に行かせておけばいい」なんて悠長な構えで子育てはできません。
生きていく上で本当に必要な知識、土のこと、水のこと、食べ物のことを僕もこれから一生懸命勉強するので、彼女にも一緒に学んで欲しいと思います。
忙しいあなたのためのまかないヘルシー丼3連発 夜も遅いし調味料も調理油も殆ど使わねーです
僕は二度、家に帰る
たまに、仕事を終えて自宅に帰り玄関の扉を開けると、ぱんぱんに詰まった市指定の燃えるゴミ袋(青)が上り框の手前に置いてあることがあります。
そんな時僕は、一度ビジネスバッグを廊下に置いてゴミ袋を手に、自分のフロアでまだ待機していたエレベータにもう一度乗って、一階のゴミステーションへ向かいます。
24時間、いつでも燃えるゴミを出せる自分のマンションは本当に有り難いです。共働き夫婦にとってはそういう所はとっても大事。そういえばこの物件を見つけてくれたのも、ローンその他手続きを全部やってくれたのも妻だったな、と思い出しながらゴミ出しを済ませて、もう一度自宅の扉を開け、二度目の帰宅をします。
「ただいま」と、娘を起こさないように誰にも聞こえないくらいの小さな声で囁いたあと、上着をハンガーにかけワイシャツの腕まくりをして台所に入り、夕飯の準備に取り掛かるのです・・・。
そんな時は冷蔵庫の中身と相談しながら適当丼を作ることが多いです。しっかりお野菜とタンパク質を取って、寝る前に食べ過ぎないように味がしっかりしたメニューがよいですね。
経験的に、ご飯は少しは食べておいた方が逆に食べ過ぎ防止になると思います。
また、夜に食べるまかない丼なのでカロリーを抑えるために調味料や調理油は極力使わないレシピで作ってみました。
それでは参りましょう。
1発目:豚肉と白菜の柚子味噌炒め丼
材料
ご飯、豚肉の切り落とし、白菜、柚子味噌(パウチに入った既製品)
小ネギ、煎りゴマ
調理手順
フライパンに豚肉を並べます。サラダ油はいりません。
豚肉の上に白菜を並べます。
蓋をして弱火で蒸し焼きにします。
中火に火を強めて、柚子味噌を入れます。
焦げないように火加減をして煮詰めます。
ご飯に盛り付けて、小ネギと煎りゴマをトッピング。
さっぱりしながらも味もしっかりしていて満足度高し!柚子味噌エライ!!
2発目:定番豚キムチ丼
材料
ご飯、豚肉の切り落とし、白菜キムチ、卵1個、小ネギ
調理手順
フライパンで豚肉を炒めます。サラダ油はいりません。
白菜キムチを加えて炒めます。
目玉焼きを作ります。
ご飯に盛り付け時は目玉焼きを先に。そして黄身の周りに豚キムチを盛り付けます。
小ネギを振って出来上がり。
きちんとタンパク質が取れてよいと思います。辛さがしっかりある丼なので物足りなさを感じることもないと思います。食べ終わった後に、もうちょっと作って食べようが始まると肥満の原因になりますからね・・・。
2発目:鶏ささみのロールキムチ丼
材料
ご飯、鶏ささみ、白菜キムチ、卵一個
調理手順
まずささみの筋を引きます。
そして、ささみの身で曲線の強い方から包丁を入れて開きます。
白菜キムチを乗せてささみの身で巻きます。ささみの身がとがった方から巻いて下さい。
電子レンジで500W 4分ほど加熱して下さい。
熱いので火傷に気をつけつつカットして、生卵と一緒に丼にトッピングして出来上がり!
これはちょっと見た目重視で若干手間をかけていますが、今日もお疲れさまな気分ではそれもまた大事でしょうかね。
なにせ既製品の白菜キムチやささみはとっても優秀なお助け食材ですね。
知恵と工夫で忙しい毎日を乗り切りましょう!
おかんのトラップとおとんのレシピノート
先週末の土曜日は出勤でした。そして帰り間際にトラブル発生で月曜の朝一にとあるお客様のところに行かなくてはならなくなってしまい、そこが私の両親の家から30分くらいの距離だったので、日曜日は車移動して両親の家に前泊することにしました。
日曜日はあいにくの雨。別府湾SAの恋人達の約束も濡れぼそって・・・。
両親の住んでいる宮崎県日向市に戻る頃には雨も止みました。
ちょっと寄り道して思い出の海へ。
これが、僕が生まれた町の海です。伊勢ヶ浜海水浴場。
日向に来たら、できるだけ寄るようにしています。なんのことはない小さな入江の海岸ですが、いつも僕はこの海辺で頭の中のいろんなものを入れ替えるのです。
僕も早く、娘と海で走り回って遊びたい。きっとそれは須磨の海でのことになるでしょうけどね。
あまり遅くなると心配させるので、早々にお散歩を終えてこの海から車で5分ほどの両親の家へ。
荷物を置いたところで、アルコールの補充に買い出しに行って来ると伝えると、いちばん近いスーパーはマルイチストアで、チャージしてあるからこのカードで買って来いと太っ腹な母親。
スーパーで電子マネーが使えるなんて田舎のスーパーもバカにできないな思いつつ店内を歩きました。お目当ての宝缶酎ハイ3本を手にレジに入り端末にカードを置いて「シャリーン」と鳴るのを待っているが一向に精算が終わらない。
レジのおばさんに、「これ、一般エーディーですか?」と聞かれて、もはや外国でハプニングにあった子ウサギちゃん状態。エーディー?エディの事か?普段電子マネーもTポイントカードとも無縁な生活を送っているので軽くパニックになってしまい、
「いや、わからないです…母親に借りたもので…」とスゴスゴと買い物をキャンセルする私(財布持ってきてなかった)に、疑いをタップリ乗せた「この忙しい時に!」という舌打ちが聞こえてきそうな視線を黒ぶちの眼鏡の奥から浴びせるレジのおばさん。
ま、母親からカードを受け取った時点でコープとマルイチストアが全く関係ないのではないかという疑問は持つべきだったんですけどね。
夜は母親の手料理を堪能しました。僕の母親は料理上手な人です。
「 ご馳走様!」 と両手を合わせると、
「は、食べっぱなしね?」
と言われるのでスゴスゴと流し台へ・・・。
食事も終えたところで、父親に気になっていたことを聞きました。今はお店はやっていませんが、洋食屋のオーナーシェフだった父親。その父親に「レシピノートは残してあるのか?」と聞くと、「ちゃんとあるよ」とのこと。
5年後くらいにもう一回店やろうよ、と誘ってみると、お休みしていた料理人がちょっとうずうずしたのが表情をかすめたあとに、「何歳まで働かせるんだよ・・・」という独り言。
長生きしてね。そして、もう一回、あの味でお客さんを喜ばせてみせようよ。